FTD: Future Technology Design 2013

~未来をつくる素晴らしいソフトウェアのアイデアを世界に~

FTD2014を2014年9月7日(日)名古屋大学で開催しました。映像を公開しています。詳しくはWebページをご覧ください。

動画を公開しました!
講演に参加された方、映像を見られた方はアンケートにご協力ください。

講演映像

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講演風景

JSSST x FTD on facebook,もしくは JSSSTxFTD Google+をご覧ください。

講演者紹介

後藤 真孝(産業技術総合研究所 情報技術研究部門 首席研究員 兼 メディアインタラクション研究グループ長)
1998年早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。同年、電子技術総合研究所に入所し、2001年に改組された産業技術総合研究所において、現在、情報技術研究部門 首席研究員 兼 メディアインタラクション研究グループ長。統計数理研究所 客員教授、筑波大学大学院 准教授(連携大学院)、IPA未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクトマネージャーを兼任。ドコモ・モバイル・サイエンス賞 基礎科学部門 優秀賞、科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞、情報処理学会 長尾真記念特別賞等、33件受賞。国際音楽情報検索学会第10回国際会議ISMIR 2009 General Chair、2007~2008年度情報処理学会音楽情報科学研究会主査。計算機によって音楽・音声コンテンツを自在に扱える技術の確立を目指し、音の自動理解や音インタフェース、歌声情報処理等の研究を21年間推進。能動的音楽鑑賞サービスSongle音楽視聴支援サービスSongrium、製品発売を開始した歌声合成技術VocaListener(ぼかりす)等を研究開発中。


塩野崎 敦 (クウジット(株) 取締役CTO)
1995年 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 計算機科学専攻後期 博士課程修了.博士(工学).同年,ソニーコンピュータサイエンス研究所(CSL)に入社,インターネットプロトコル関連の研究に従事.2000~2004年にSony Electronics Inc. サンノゼに赴任,スタンフォードネットワークリサーチセンター特別研究員として産学連携の仕事に携わる.2004年より再びCSL,インタラクションラボラトリー勤務.PlaceEngineサービス(無線LAN測位プラットフォーム)の立ち上げと研究・商品開発を行う.2007年7月にクウジットを設立,取締役CTO就任。位置情報サービス研究機構 Lisra理事でもある.


photo-sumioka角岡 幹篤 ((株)富士通研究所 ヒューマンセントリックコンピューティング研究所)
1981年生.2003年京都大学理学部生物系卒、2005年同大学大学院情報学研究科修士課程修了.同年,(株)富士通研究所に入社,現在に至る.人間の認知や行動に興味を持ち,神経生物学,自然人類学,認知心理学,コンピュータビジョン,コミュニケーション,実世界インターフェースに関する研究に従事.夢を雇用や生活につなげるICTシステムの可能性を模索中.


森畑 明昌(東北大学電気通信研究所 助教)
1981年生.2004年東京大学工学部計数工学科卒.2006年同大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了,2009年同博士課程修了,同年日本学術振興会特別研究員を経て,2010年東北大学電気通信研究所助教となり現在に至る.博士(情報理工学).プログラム変換,アルゴリズム導出,並列プログラミングなどに興味を持つ.


落合 陽一 (東京大学大学院学際情報学府/日本学術振興会特別研究員)
1987年生,メディアアーティスト. IPA認定スーパークリエータ.名前の由来はプラス(陽)とマイナス(一),生まれたときから電気が好き.父は作家・落合信彦.筑波大学でメディア芸術を学び,現在,東京大学大学院学際情報学府在学中.制作のコンセプトは変幻するメディア装置を用いて主観をあやふやにさせる表現の追求や事象の「電気的再構成」.研究テーマは,HCI,ディスプレイ,メディアアートなど多岐に及ぶ.日本学術振興会特別研究員DC1.主な作品や研究に,アリスの時間(府中市美術館),モナドロジー(MMM/TokyoDesignersWeek),コロイドディスプレイ(ACM SIGGRAPH),サイクロンディスプレイ(ACM SIGGRAPH)など視覚への訴求を特徴とするものが多い.国内外の受賞歴多数.英国国営放送をはじめとしてメディア露出多数.TEDxTokyo yzやTED@Tokyoではスピーカーを務め好評を博した.作家業の他に,ユーザーインターフェースやシステムデザインを専門とするジセカイ株式会社に経営/研究で参画し学際研究分野のアウトリーチなども行うなど多岐に活動実績がある.


末永 幸平 (京都大学 白眉センター 特定助教)
1979年生. 2008年東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻修了.博士(情報理工学). 日本学術振興会特別研究員 (DC2, PD),日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所リサーチャー,リスボン大学理学部博士研究員,日本学術振興会特別研究員 (PD) を経て2012年より京都大学白眉センター特定助教,現在に至る.ソフトウェアシステム,ハイブリッドシステムの形式検証手法に興味を持つ.


五十嵐 健夫 (東京大学大学院 情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 教授)
2000年、東京大学大学院においてユーザインタフェースに関する研究により博士号(工学)取得。2002年3月に東京大学大学院情報理工学研究科講師就任、2005年8月より同助教授、2011年5月より教授。2007~2013年、JST ERATO 五十嵐デザインインタフェースプロジェクト総括。IBM科学賞、学術振興会賞、ACM SIGGRAPH Significant New Researcher Award,Katayanagi Prize in Computer Science 等受賞。ユーザインタフェース、特に、インタラクティブコンピュータグラフィクスに関する研究に取り組んでいる。


三谷 純 (筑波大学大学院システム情報工学研究科 准教授)
2004年に東京大学大学院工学系研究科博士課程を修了,博士(工学).同年に(独)理化学研究所基礎科学特別研究員.2005年に筑波大学大学院システム情報工学研究科講師に着任し,2009年同准教授,現在に至る.コンピュータグラフィックス分野での形状モデリングに関する研究に従事. 2012年にマイクロソフトリサーチ日本情報学研究賞を受賞.研究の一環として折り紙の設計などを行っている.主な著書に「ふしぎな 球体・立体 折り紙(二見書房)」がある.


FTDとは?

日本ソフトウェア科学会は、1984年の設立から数え今年で創立30周年を迎えました。第1回大会の1985年と言えば、日本語ワープロソフト一太郎が発売され、ソフトウェアが一部のマニア向けではなく、一般向けに使われはじめる、まさに、その時代にソフトウェア科学会が誕生したのです。

それから30年、ソフトウェアに関する様々な研究開発により、水や電気と同様、社会のライフラインとなり、ソフトウェアが存在して当たり前の社会に発展しました。日本ソフトウェア科学会は、現在、明日の社会を創るソフトウェアを目指して、先進的なソフトウェア研究を創造するためのコミュニティを形成しています。そして、全国大会や7つの研究会の活動により、未来を創るソフトウェアの新しいアイデアが議論されています。

しかしながら、そこで生まれたすばらしいアイデアがまだまだ広く一般に知れ渡っているとはいえません。そこで、30周年特別企画として、本学会で議論され生み出されてきたアイデアを始め、それに限らず広める価値のある素晴らしいソフトウェアのアイデアを広げる場を作ることにしました。その場の名は、JSSST x FTD(Future Technology Design)。「未来につくるソフトウェアのアイデアを生み出し、そして広めたい」という思いを込めて、FTDと名付けました。

講演者は、推薦によって候補者が集められ、その中からFTD実行委員により選抜されました。調整がついた講演者は随時専用facebookページやこのページで紹介しています。

講演は、素晴らしい未来に向けたアイデアをシンプルに伝え、かつ記憶に残る10分のプレゼンとなります。そして、そのアイデアを、時空を超えて世界に広めるため、講演映像をYouTube等を使って発信予定です。

開催記録

場所: 東京大学 本郷キャンパス 小柴ホール
日程: 9月11日(水) 13:00-15:00(終了しました)
講演者(講演順): 後藤真孝(産業技術総合研究所),塩野崎敦(クウジット),角岡幹篤(富士通研究所),森畑明昌(東北大学),落合陽一(東京大学),末永幸平(京都大学),五十嵐健夫(東京大学),三谷純(筑波大学),最新情報はFTD facebook、もしくはGoogle+をご覧ください。
参加: 事前登録制(定員:150名)
協賛: ESPer実行委員会

記憶に残るプレゼンを感じてみませんか?

さまざまな分野で素晴らしいアイデアをもっている講演者たちが講演予定です。この講演者たちの記憶に残るプレゼンを身近で経験してみませんか?
参加には事前申し込みが必要です(申し込みは終了しました)。 当日の模様はustream(http://www.ustream.tv/channel/JSSSTxFTD)で中継いたしました。
※講演は、日本語を予定しています。

30周年特別企画 JSSST FTD実行委員会

  • 吉岡信和(国立情報学研究所)
  • 横山大作(東京大学)
  • 廣海緑里((株)インテック・ネットコア)
  • 栗原聡(電気通信大学)
  • 胡振江(国立情報学研究所)
  • 加藤和彦(筑波大学)

問い合わせ先:

JSSST x FTD on facebook, @jssst2013 on Twitter
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